米国デラウェア州に法人を設立するメリット5 −
アメリカの企業と取り引きできる!
みなさんはアメリカのコンベンションセンターで開催される展示会や見本市に行ったことがありますか?
ほとんどの人の答えが「NO」だと思います。
展示会に行くとまず用紙に記入し、その後一般入場者用受付で長い列にならんでその用紙と入場料20〜30ドルを払い終わるとやっと一般入場者の入場許可証をもらって入場することができます。
ここでもアメリカ法人ならではの特典があります。
一般参加者は長い列にならんで入場申し込み待ちをしなければなりませんが、法人としての参加者は一般入場者とは別の商用の入場申し込み受付(受付の数が一般よりかなり多いので全然ならんでいません)で入場許可証を無料でもらうことができます。
また、一般入場者より1〜2時間早く入場できる展示会も数多くあります。(ただし商用入場者として入場するためには受付で名刺やチェックブック(小切手帳)などを見せて法人買付であることを示す必要があります)
中に入場してからも一般入場者だとブースでこちらから話しかけても軽くあしらわせますが、商用入場者の入場証を胸につけていると向こうの方から声をかけてきてくれます。(もちろん英語でですが…)
実際に商談になった時もこちらが個人事業者であると時間の無駄とばかりにほとんどまともに相手をしてもらえませんが、こちらが法人であると分かるとすごく丁寧に対応をしてくれます。
アメリカの企業と取引をするには(業種にもよりますが…)紹介、直接申し込むなどいろいろありますが、もっとも一般的で合理的なのがおなじ業界の企業が1ヶ所に集まる展示会です。
出展している企業は取引先を増やしたいので出展しているのでお互いのニーズがマッチしますし、大きな展示会だとアメリカ中から企業が出展してくるので1ヶ所でアメリカ中のいろいろな企業と交渉する機会がもてます。その際にアメリカ法人という肩書きは強い力を発揮してくれます。